2007年12月26日

京都遊学・秦邸&角屋

秦家に伝わる奇應丸の額.jpg   角屋前全景.jpg


■網干歴史雑学塾・秦家のことども■

 京都下京区の油小路界隈は、昔ながらの古い町屋が多く残る町です。なかでもビルの影に遮られつつも、慎ましやかに表を構える秦家(はたけ)は、明治初期の町屋建築で「京都市登録有形文化財」指定を受けています。
 初代は御所の御典医を勤めた家柄で、代々薬種業を営んでいたという表の間には、当時の仕事場がそのまま残され、戸棚の壺に和漢生薬の
素材となるジンコウ、ゴオウなどが詰められ、蓋を開けるとふくよかな香りが漂います。これが小さな金の小粒に精製されますと、母親の人差し指に五粒ほどのせられ、おっぱいといっしょに乳飲み子が飲んだ「太子山奇應丸」なのだそうです。
 鴨居に掛けられた「奇應丸」の額の脇に立つ女主人に、たおやかな中に芯の強い京女の意地が見てとれました。  田中
posted by 早春 at 21:50| Comment(0) | 網干歴史雑学塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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